運をまねくうんちく

右手を挙げている猫は金運を招き、左手を挙げている猫は
人を招くとされる。
白い招き猫は魔除けや幸運の象徴とされ、黒い招き猫は魔除けと厄除けの意味を持つ。

カエルは「帰る」「返る」「還る」ということから「お金が還ってくる」
「幸運が還ってくる」意味を持っている。

狸の置物は「他を抜く→他抜き」という意味で、強運の象徴とされている。
また狸は、金を表す精霊として扱われていたことから商売繁盛の象徴とされ
商店の店先に置かれることが多い。

漢字では「暖簾」と書き、「暖をとる簾(すだれ)」という意味で
本来は防寒を目的に使われていた。のれんの切り込みは奇数に
割れていることが多く、奇数は割り切れないので「余りが出る(余裕がある)」数と
いうことで、商売をしている上で縁起が良いとされた。店名などの文字を書くように
なったのは、江戸時代になってからのこと。