やわらぎNEWS

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今さら聞けないお料理のキ・ホ・ン

Q:塩少々の「少々」ってどの位の量?
A:「少々」は、親指と人さし指(2本の指)で軽くつまんだ量のことです。
小さじ1/4程度の量。
「ひとつまみ」は親指・人さし指・中指の3本でつまんだ位の塩の量です。
小さじ1/2程度の量。


Q:「適量」ってどんな量?
A:適量とは、適当な分量という意味で、味見しておいしいと思う
分量のこと。炒めるときなどの油の分量は、フライパンの材質や
大きさ、材料によっても変わります。

Q:「味をなじませる」って、必死に混ぜ合わせるという意味?
A:「味をなじませる」とは、一度ざっくり混ぜてからしばらくおいて、調味料などを
全体に行き渡らせるという意味。
おもに、下ごしらえや酢のもの、和えものなどの時に使います。

Q:お米は腐るの?賞味期限はあるの?
A:腐りはしませんが、お米の虫除けに米びつ用の防虫剤を入れておきましょう。
唐辛子でも同様の効果があります。
精米したお米は老化が早いので、夏場は45日、その他は60日以内がおいしくいただける
期間の目安になります。

Q:肉って洗うの?
A:洗ってはいけません!肉の旨みが流れてしまうのでそのまま調理しましょう。
2025年05月02日

文具のうんちく

☆ボールペンの字が消える!?
こすると消える「フリクションボールペン」は、こする時の摩擦熱で消える仕組み。

☆カスタネットはなぜ赤と青?
青は男子、赤は女子で分れることが多かったため、兄弟姉妹など、男女兼用で使える
赤と青の2色が一緒になったそうです。

☆大学生じゃなくても大学ノート?
洋風文化を取り入れ始めた明治時代に、洋書屋が、イギリスの筆記用紙を綴じ合わせ
ノートにした製品を開発し、大学生向けのノートとして売られたようです。
それを他社が真似をして、「大学ノート」とネーミングして発売したものが
そのまま現在でも残っているそうです。

☆鉛筆のHとかBって何?
「B」はブラック(Black)で「黒い」という意味
「H」はハード(Hard)で「かたい」という意味。
HとHBの間の「F」はファーム(Firm)で「ひきしまった」という意味。
2025年04月28日

足元から気持ちよく!

足のトラブル靴は合っていますか?
年度替わりは、今までスニーカーで過ごしていた人が社会人になり
革靴や慣れないパンプスで足にトラブルが出てしまう人が多くなる
時期です。

また、足のトラブルは大人だけではなく、小学生からハイヒール(3センチ以上)を
履く時代となり、トラブルの弱年齢化も心配されています。

足は全身を支える重要な役割があります。
小さなトラブルでも、膝、股関節、腰、背骨、首、頭すべての調子が崩れるきっかけと
なってしまいます。

靴で気持ちもアップ
靴は足への影響と同時に、心にも影響しています。
靴が合わなくて歩くのがイヤになったり、履いて出かけたくなるような靴もあり
靴で気持ちが大きく変化するから。
値段が高いから足に合うとは限りませんが、値段に比例して快適さや足への負担軽減の
工夫がされています。

「あまり歩かないから安い靴で」と思いがちですが、少し歩く時に気持ちよく歩ける靴を
選ぶことがポイントです。
快適な靴ほど、歩きやすく疲れにくいため、長く歩けるようになります。

気持ちよく歩ける靴選びのポイント
◇長さ、横幅、甲の高さは合っていますか?
◇クッション性はしっかりしていますか?
◇土踏まずのアーチラインや全体のカーブに合っていますか?
◇つま先やくるぶしが当たっていませんか?

タコ・ウオノメ足に合わない靴を履き続けることで起きるタコ・ウオノメ
タコは、皮膚の上(表面)が角質化して厚くなったもので
ウオノメは、皮膚の下(内側)に向かって角質化し
やがて神経にあたり、痛みが生じます。
タコとウオノメの見分け方は、中心に芯のようなものができていれば
ウオノメです。
どうしたらいいの?
1)圧迫しないこと
靴を見直して、圧迫して当たるところがないようにする
2)取り除く
市販されているサリチル酸のような軟膏で取り除くか、削るのが一般的ですが
根の深いウオノメの場合は、自分で行うのは危険を伴います。
簡単に判断して悪化させる前に、専門医にかかることをお勧めします。
また、「削っても、削っても、できてくる」という話がありますが、靴が変わらなければ
圧迫された状態は続くので、何度もできるのは仕方ないのです。

自分の足と靴を合わせる
加齢で足も変化しますので、同じサイズの靴でも年と共に合わなくなることもあります。
メーカーによっても違いますので、履いて、できるなら少し歩いて、フィットするか
どうかを確かめてみましょう。
2025年04月21日

春の「苦み」で胃腸に刺激を!

食事春の山菜が美味しい季節です。
味覚は、「甘味、苦味、塩味、酸味、うま味」の五つの味で
構成されており、この味を感知しているのは舌です。

健康な舌の表面には、味を感知する「味蕾(みらい)」という小さな器官が
7千~1万個存在しています。
1つの味蕾で、甘味、塩味、酸味、苦味、うま味の全てを感じ、味蕾で感知した味は
神経を介して脳に伝えられます。
味蕾は「亜鉛」の働きにより、7~10日間で新しい細胞と入れ替わる、新陳代謝が非常に
活発な器官です。

味覚異常味を感じない味覚異常が生活習慣病へ
味覚に異常を来すと、毎日の食事の楽しみが損なわれるだけでなく
食欲がなくなり、体力や抵抗力の低下につながります。
また、味がわからなくなることで塩分や糖分を摂り過ぎてしまい
「高血圧」や「糖尿病」などの生活習慣病を悪化させることもあります。
味を感じるのは健康に重要な役割があるのです。

◎「亜鉛」が足りないのかも?
味覚の異常の多くは、亜鉛不足により、味を感知する味蕾の数が減少することによって
起こると言われています。

①偏った食生活
亜鉛は体内で合成されないため、食品から摂取する必要があります。

②薬の副作用
亜鉛は様々な薬の作用で体外に排泄されてしまうことがあります。

③疾患によるもの
貧血、消化器疾患、糖尿病、肝臓病、腎臓病などがあると、亜鉛不足になりやすいと
言われています。

◎年齢の影響かも?
味蕾は年齢と共に数が減少してくるため、高齢になると味覚が衰えてきます。

亜鉛を多く含む食品をとりましょう
亜鉛は牛肉、レバー、乳製品、牡蠣、いわし、うなぎ、しいたけ、海藻類、緑茶などに
多く含まれています。

危険な食べ物◆酸味と苦味は危険信号!?
もともと酸味は、主に腐敗物などの危険な食べ物を認識するためで、
苦味は食べ物の中に毒が含まれている、と認識するための感覚であると
いわれています。

どちらも、危険信号として感じる味です。そのため、食経験の少ない子供は
酸っぱいものや苦い食べ物を嫌う傾向があり、本能が危険と判断しているようです。

◆なぜ苦い山菜を食べるの?
春は苦味が強い山菜が多くあります。
苦味を食べることで冬から春へと体を目覚めさせる働きと、適度の苦味で
胃を刺激して、胃酸や消化酵素の分泌を促す働きがあるそうです。
先人たちは、体が欲しているものを自然に選んで来たということです。
2025年04月18日
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