お風呂上りにビール、暑い夜によく冷えたビール、暑気払いで飲み会お酒の席が増える季節になりました。どれほど飲んでも顔色を変えずに平気な人もいれば、ほんの少しで顔が真っ赤になる人もいます。この「お酒に強い、弱い」違いは何なのでしょうか?■ 胃のむかつきや頭痛の原因は「アセトアルデヒド」体内に入ったアルコールは、肝臓で「アセトアルデヒド」という有害物質に分解されそれを「アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH2)」が、酢酸に分解、さらに炭酸ガスと水に分解して排出する仕組み。
■ 日本人はお酒に弱い人種この「アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH2)」の活性が弱いか欠けていると、アセトアルデヒドが貯まりやすく、「お酒に弱い体質」になります。なんと日本人の約44%は、ALDH2を持たないか、その働きが弱く、アセトアルデヒドが貯まりやすいのです。ALDH2が欠けている人はいくら訓練してもお酒に強くなることはありません。そもそも体内に分解酵素を持っていないのですから、「飲み続けても強くなることはない」のです。無理強いするのは避けた方が良いでしょう。アルコールは、それぞれが美味しいと思える範囲で楽しく飲みましょう。
◇夏野菜?冬野菜?冬の瓜と書く「冬瓜(とうがん)」の最盛期は7~8月の夏野菜。冬瓜の皮は、丈夫できめが細かく水分を失いにくいため、収穫してから常温で2、3ヶ月は品質を落とさず保存できる非常に珍しい野菜で“冬までもつ瓜”だから、冬瓜と名付けられたそうです。◇暑い夏にピッタリの野菜90%以上が水分でビタミンC、E、K、他にもミネラルが豊富に含まれています。水分が多いので尿量が増え、利尿効果も期待できます。むくみをとったり、熱を下げる効果があるので、暑い夏にピッタリの野菜です。生の絞り汁は、暑気当たり、発熱やのどの渇き、食あたりに効果があります。多く含まれるビタミンCは、日焼けした肌の回復や夏風邪などの感染症にも有効です。◇夕顔との違いは?よく似た植物に「夕顔」がありますが、こちらは「かんぴょう」の原料となります。夕顔を薄く削って乾燥させ作ります。国内でも、冬瓜を食べる地域、夕顔を食べる地域が分かれています。どちらも、味がほとんどないので、味を含ませる煮物やスープなどの料理に使われることが多く、透明に近い果肉は夏の涼しげな季節感を出す一品として重宝されています。ガラスの器に盛り付けると、食卓に涼しさが加わります。
「速歩き」と「ゆっくり歩き」を数分間ずつ、交互に繰り返す【インターバル速歩】をご存知ですか?この方法は、長野県信州大学医学部スポーツ医科学講座とNPO法人熟年体育大学リサーチセンターにより研究・開発されました。通常のウォーキングは、一定のスピードで数十分間、歩き続ける有酸素運動です。体への負担が少ないため、運動が苦手な方でも簡単にできるメリットがありますが筋力アップの効果はほとんどありません。インターバル速歩は、通常のウォーキングよりも筋肉に負荷をかける「速歩き」に負荷の少ない「ゆっくり歩き」を挟むことで、体力に自信がない人でも無理なく筋力・持久力を向上させることができます。「速歩き」のスピードは?ややキツイと感じる程度でスタスタ歩く。「ゆっくり歩き」のスピードは?息があがらない程度でブラブラ歩く。※ご自身の体調に合わせて、速い・ゆっくりと感じるスピードで行ってください。どのくらい歩いたらいい?1セット(速い2分+ゆっくり2分)を2~3セット、普段のウォーキングに取り入れて、慣れて来たら徐々に速歩きのスピードをあげたり、時間を長くしていきます。歩く姿勢も重要 肩の力を抜く アゴを引いて目線は遠くに 背筋を伸ばして胸を開く お腹を引っ込める 蹴り上げる時は足先で蹴る かかとから着地する 手は前ではなく後へ大きく振る
「良い汗」と「悪い汗」水のようにサラサラとしていて、じんわりとにじむように出るのが「良い汗」。普段は汗をかきにくいのに、かくときはベタッと濃く、肌の上を流れるようにどっと出るのが「悪い汗」。良い汗がかけると、体温調節がうまく働き、熱中症にもなりにくいのです。
良い汗をかくには?◆有酸素運動をする軽めの有酸素運動を習慣にして血行がよい状態を保っているとニオイにくい良い汗をかきやすくなります。ウォーキングやサイクリング、水泳など、無理なく続けやすい運動を行ないましょう。◆ストレスはこまめに発散精神的なストレスは発汗の原因のひとつ。ニオイを強くする一因にもなります。自分が好きなことをして過ごし、こまめなストレス発散を心がけましょう。
◆入浴直後のエアコンはNG入浴後、エアコンで急激に体を冷やすと、せっかく開いた汗腺が閉じてしまいます。タオルで水分を拭いたら、うちわや扇風機の風で自然に体温を下げながら汗を蒸発させて、エアコンに当たるのは汗が出なくなってからにしましょう。また、良い汗は適度な皮脂を含み肌を保湿する働きがあります。風呂上りの汗は、肌を潤わせる効果もあるのです。汗のニオイ気になります!◎動物性脂肪は控えめに肉やバターなどに含まれる動物性脂肪は、皮脂腺やアポクリン腺のはたらきを活発にして、ニオイの原因を作ってしまいます。バターの代わりにオリーブオイルを使う、主菜の肉を減らし、卵や豆腐の副菜をつけるなどの工夫してみましょう。◎汗の質をコントロール食事は、血行を促進するショウガや、代謝を上げる酢などを取り入れると、良い汗がかけるようになります。また、女性ホルモンには過剰な発汗を抑える働きがあるので女性ホルモンに似た働きをもつイソフラボンを含む大豆製品を取ると、悪い汗を抑える効果が期待できます。さらに、抗酸化作用のあるビタミンCを含む野菜や果物、ビタミンEを含むオリーブオイルや玄米などを取るとよいでしょう。かいた汗はどうする!?【冷やす】外出先でなかなか汗が止まらない!という時は、手首や足の裏、ひざの裏を冷やすのがおすすめ。血管を冷やすことで、皮ふ温が下がりやすくなります。保冷剤をタオルなどにくるんで冷やす方法もあります。
【汗ふきシート】ひんやりした感触を味わいながら、汗やベタつき、汚れやニオイ菌まで拭き取ることができます。
嘉祥元年(848年)6月16日、仁明天皇が16個のお菓子などをお供えして、病気がなくなり健康で幸せに暮らせるようにと祈りました。そして庶民にもこの日に和菓子を食べる習慣が江戸時代まで続きました。その復活を願って、昭和54年に全国和菓子協会が制定。◆季節を目で楽しむ和菓子は見た目も品があり美しく、さらにその名前や形に縁起やいわれが込められています。◆ダイエットに和菓子脂質が少ないものが多いので、脂肪として吸収されにくくカロリーも抑えめ。◆食物繊維たっぷり材料に使われる豆類や海藻類には食物繊維が豊富に含まれていて、満腹感が得られ便秘の解消にも。◆和菓子と言えば「小豆」小豆は脂肪の代謝を助け疲労回復にも効果的なビタミンB1・ビタミンB2、鉄分、サポニン、ポリフェノールも含まれて、食物繊維も豊富。たっぷりの緑茶と共に、季節感を味わいながら、甘い幸せをいただきましょう。ただし、食べ過ぎは禁物です。