やわらぎNEWS

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呼吸を意識して運動してみよう!

呼吸を止めて運動していませんか?
運動初心者は、腹筋やスクワットなどをするとき、体に力を入れた拍子に息を止めてしまいがちです。
しかし、息を止めた状態で筋肉に大きな負担のかかる運動をすると、体に酸素が回りにくくなってしまいます。

この状態で運動し続ければ、血圧が上がり、心臓や血管に負担がかかって失神してしまう場合もあるので、充分に気をつけなければなりません。

呼吸で体が安定する
私たちの体は、息を吐くことでお腹の筋肉が締まり、息を吸うと背中と腰が安定します。きちんと呼吸をすると、体を支えている体幹がしっかり固定され、全身に効果的に力が伝わりやすくなります。

動きと呼吸を合わせる
ランニングなどでは、ステップに合わせた呼吸、ゆっくりとしたストレッチや筋トレなどでは、その動作に合わせた呼吸が基本です。
息を吐くときは「フーーーッ」と強く長く吐くことがポイントです。

呼吸で効果が2倍
しっかり呼吸するとそれだけで腹筋が刺激されるので、腹筋などの場合であれば、呼吸を意識しない状態と比べて、2倍以上の効果が期待できるそうです!
2024年10月04日

体と心のサイン、気づいていますか?

味覚の変化はわかりやすいサイン
いつも美味しく食べられる朝食が美味しく感じない、大好きなコーヒーがまずい、無性にジャンクフードを食べたくなるなど、いつもとちょっと違う味覚の変化は体調不良の一歩手前の合図です!
ストレスや抑圧を感じているときに食べることで、行き場のないエネルギーが放出され、楽になります。甘いものを食べると体が緩み、香りの良いかんきつやハーブなどの食材は体の気の巡りをよくするので緊張をほぐし、苦みは胃腸の働きを高めます。

気分の変化を感じたら浮上させる工夫を
あいさつや会話ができない、料理が面倒になる、好きな音楽に乗れないなど、小さな行動の変化は気持ちが影響しています。
人は疲れると無口になるといわれています。あいさつするのもおっくうになる、面倒くさい、というのはプチうつの表われです。そんな時は、意識的に明るくあいさつする習慣をつけると、メンタル不調の予防にもなります。


体の弱い部位にサインがでやすい
朝起きられない、だるい、ふくらはぎが張る、食欲が落ちる、じんましんやアレルギーが出る。
じんましんや首の凝りやハリなど、体の表面に出る症状は早期に発見できるので、弱い部分を意識して早めに対処しましょう。同時に、ストレスや疲労を取り除くことを考えましょう。

体と心からのサインに敏感になって、健康維持を目指しましょう!

2024年09月30日

5色(黒・緑・赤・黄・白)で食べてみよう!

バランスの良い食事が大切なことは誰もが知っていますが、カロリーや栄養成分まで考えて食事をするのはとても大変です。
そこで、5色に分類した食材を彩りで考えれば簡単にバランスを整える事ができます。

〔色の分類のポイント〕
・食材の色分け基準は見た目で、色付きのものは中身の色で区別する(バナナ、ゴボウ、里芋などは白)ネギの白い部分は白、緑の部分は緑、カボチャは黄。
・ソフトドリンク(豆乳・牛乳は白)、アルコール、菓子類、調味料は5色に含まれない。
・漂白、着色されたものは含まない。

黒:食物繊維やミネラルが豊富で最も多くとりたい食材
黒ごま、ワカメ、昆布、黒コンニャク、シイタケ、シメジ、ひじき、キクラゲ、黒米、そば、のりなど
海藻類やキノコ類など、食物繊維やミネラル、カリウムといった栄養素がたっぷり含まれていますが、「黒」の食材は意識しないと不足しがちの食材です。これらの食品に含まれる食物繊維は排便を促し、有害物質が体内にとどまるのを防ぐ効果もあります。低カロリーなのでお腹いっぱい食べても肥満になりにくく、多くの病気の予防、改善に効果を発揮するので、積極的に取り入れましょう。

緑:1日に片手1杯100gの緑黄色野菜で元気回復
小松菜、ニラ、ピーマン、ホウレン草、ブロッコリー、パセリ、キャベツ、アサツキ、レタス、アスパラ、キウイなど
ビタミンA・Cやカルシウム、カリウム、鉄分などを含む、緑黄色野菜やキウイなどの果物が「緑」の食材。特に活性酸素を抑制・除去し、ガン予防の面からも注目されているβカロテンが多いので、できるだけ色の濃い野菜を選びましょう。βカロテンは油に溶けやすいため、少量の油で炒め物にすると体内への吸収力が高められます。ビタミンCや食物繊維が多く、かつ低カロリーなので、多めの摂取を心がけましょう。

赤:良質なタンパク質がたっぷり、赤野菜はガン予防にも期待
肉(牛肉、豚肉、ラム肉、鶏肉など)、マグロ、アジ、ニンジン、エビ、トマト、赤ピーマン、イチゴなど
「赤」の食材には、健康な体をつくるために欠かせない栄養素が豊富。肉類に含まれる良質なタンパク質や、疲労回復を促すビタミンB1が主なもの。ただし肉類の脂質や、ハム・ベーコンなど加工品は塩分が高いため、注意が必要です。また貝類や赤身の魚には、血液中のコレステロールを下げる働きのある資質、DHAやEPAが多いほか、赤の野菜は天然のカロチノイド系色素を含んだものがあり、ガン予防の食材としても注目を集めています。

黄:栄養価の高い大豆製品
納豆、チーズ、卵黄、コーン、味噌、カボチャ、黄ピーマン、サツマイモ、レモン、オレンジなど
「黄」の食材は、カボチャやサツマイモといった根菜類や、レモン、ミカンなどの柑橘類、納豆・味噌などの発酵食品、黄の野菜・果物類は美容のビタミンとも呼ばれるビタミンCが豊富。同時に活性酸素を抑制するβカロテンも多く含まれている。ただしカロリーが高めなので、食べ過ぎは禁物。大豆製品は良質なタンパク質が多く、カルシウムやカリウムも豊富で、生活習慣病予防やストレス改善にも効果的です。

白:ご飯やパンなどエネルギーの源
ご飯、パン、うどん、そうめん、白身魚、豆腐、大根、ジャガイモ、ゴボウ、タマネギ、ニンニク、牛乳、バナナ、リンゴなど
穀類、麺類といった主食が「白」の食材。これらはエネルギー源となるためカロリーも高いので、太り気味の人は食べ過ぎに注意しましょう。牛乳、ヨーグルト、豆腐などはカルシウムやタンパク質が豊富ですが、脂肪分も多いので、なるべく低脂肪のものを選びましょう。野菜・果物は食物繊維やカリウムを多く含むものも多いですが、カロリーが高いものもあるので、控えめにしましょう。

主食の白やお肉類の赤が多くなっていませんか?
海苔やワカメ、野菜を1つ加えて、黒と緑をとる工夫をしてみましょう!

2024年09月20日

神が与えし食べ物~柿~

柿


柿は、奈良時代にはすでに販売されていたそうで、16世紀に日本から世界へ広まっていきました。
柿の学名は「ディオスピロス・カキ」。「神が与えし食べ物・柿」という意味で、「kaki」という日本語がそのまま使われています。

『柿が赤くなれば医者が青くなる』ということわざがあるように、ビタミンCとビタミンAが豊富に含まれており、風邪予防、疲労回復、老化予防、美肌効果が期待でき、血圧を下げるタンニンや、便通を促して腸を整える食物繊維なども豊富です。
また、アルコール分解や利尿作用促進によって「二日酔い」にも効果的で、二日酔い時の低血糖状態を補う果糖も、柿には多く含まれています。

柿の葉には、みかんの30倍ものビタミンCが含まれ、『柿の葉茶』なら手軽にとることができます。柿の葉のビタミンCは熱してもそれほど壊れないので、お茶として飲むと体に吸収されやすいのです。

季節の変わり目、風邪予防や体調キープのために、旬の柿を美味しくいただいて、体調管理に役立ててみましょう。

2024年09月13日
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