「休感日」をつくってみよう

肝臓を休ませる日というのは多くの方がご存じです。
では、同じ読み方の「休感日(キュウカンビ)」はご存じでしょうか?
ドラえもんなどを描いたマンガ家の藤子不二雄さんの造語なのだそう
です。
これは、『溢れる情報から精神を守るため感覚を休める日』という意味で
具体的には「ネットやスマホ、テレビなどを見ずに一日過ごす」ということ。
“情報”というのは良いことも、悪いことも体に触れることで、精神を疲れさせて
います。
目、耳、手、体全部がアンテナの役割をしています。
体というアンテナはとても敏感なので、知らず知らずのうちに、押し寄せてくる
情報処理に疲れて果ててしまうのです。
一人暮らしで寂しいから、見ていなくてもテレビをつけてしまう方もいると思いますが
画面を見ていなくても耳から情報が入ってくるので、スイッチを切ることがオススメ
ですが、静寂が苦手なら好きな音楽を小さく流す事から体を慣らしてみましょう。
休感日の過ごし方としては、テレビやスマホから離れて、近くを散歩しながら
秋の紅葉を見る、風の音を聞いて、肌寒さを感じる。落ち葉を燃やす匂いや
枯れ葉の匂いを嗅ぐ。
五感が呼び覚まされて、いままで以上に充足感が増すかもしれません。
情報から離れて、良い感覚を味わい、心身共に休まる日になると良いですね。